瑞楽園

津軽地方には、「大石武学流」の庭園が数多く存在しており、この瑞楽園もその大石武学流庭園の一つです。この「大石武学流」の起源は、京都で作庭法を学んだ津軽家二代目庭園守護職の高橋亨山に始まるとされています。

大石武学流庭園の特徴は、「回遊式庭園」よりも座敷に座って庭を鑑賞する「座鑑式庭園」が多いとされ、この瑞楽園も「座鑑式庭園」です。

この庭は、明治23年春から明治38年秋までの15年の長い歳月をかけ、高橋亭山が造庭に着手したのがはじまりで、これを昭和3年から亭山門人の池田亭月と外崎亭陽の二人が増改庭しました。完成は昭和11年で、庭園面積は約400坪になります。

建物は、豪農對馬家もので、昔の農家の雰囲気が感じられる展示となっています。入場料は無料です。
瑞楽園公式ホームページ

 

 

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