最勝院は、弘前市中心部にあり、真言宗智山派の寺院で、境内には、国指定の重要文化財である五重塔があります。
現在日本には、江戸時代以前に建てられた五重塔が23塔あるとされており、この最勝院の五重塔は、日本最北端にある五重塔です。
五重塔は3代藩主津軽信義の命で明暦2年(1656)から寛文7年(1667)にかけて建てられたもので総高31.2m、桁行3間、梁間3間、5層、宝形造、銅板葺き、全国的に見ても最北に位置し明治時代には「實ニ東北地方第一ノ美塔ナリ」と評されています。
本数は少ないものの、しだれ桜があり、五重塔と桜を一緒に撮影できます。開花時期は、弘前公園とほぼ同じですので、時間があれば、こちらも訪れることをお勧めします。ライトアップ時を除き、入場料等は一切かかりません。
当地を訪れる日帰りツアー